MacPro (Early 2008 ) を買ってから、ずっと使ってきたRADEON HD 2600 TX。OSX 10.8 になってからは、なんだか重いし、Final Cut で使いたいエフェクトにも制限があるし、さすがにもうしんどくなってきたので、交換を考えていました。そして、OSX 10.8.3 で密かに GeForce 600系がネイティブサポートされたのもあって、新規購入に踏み切りました。
↓ これが今回購入した PC 用 msi社製 NVIDIA GeForce GTX 650 Ti (1G)
↓ 映像のカラーコレクションなんかにデュアルディスプレー環境が必要なので、DVI ポートが2つあるものにしました。
↓ このカードは補助電源(6 pin x 1)が必要なので、4番 HDD スロットの SATA から電源を確保。ainex社の S2-1501B を使用。MacPro の場合、電源と信号が一体になったポートなので、写真の赤い矢印の部分は入りませんから、ニッパーで取りました。
グラフィックカードの交換、実は二度目。というのも以前、PC 用の RADEON HD 4870 を展示品処分で安く手に入れたのですが、Apple の EFI を入れようとして ROM のフラッシュに失敗し、だめにしてしまったのです。余計なことしなければ良かった……。
↓ SHAPPHRE社製 ATI RADEON HD 4870 (512MB)
ちなみにこれは、ヒートシンクの取り付け具が裏の基盤からかなり突き出ているので、MacPro の DIMM スロットカバーにぶつかり1番ポートには付きません。同じような作りのカードは結構あるので要注意です。MacPro での ROM のフラッシュは1番スロットでやるため、金具を交換して無理矢理つけました。
そんなことは置いといて、さっそく交換です。
↓ これが取り付けたところ。従来の RADEON HD 2600 XT は、熱を考えて一つ飛ばして3番スロットにお引っ越し。
やることはこれだけ。EFI 入りではないから、起動時にアップルマークとクルクルは出ず真っ暗ですが、起動の最後にちゃんとデスクトップが映ります。これで OpenCL にも対応です!
ということで、さっそく NovaBench でベンチマーク。
まずはシステムレポートを見てみましょう。
NVIDIA D14P2-30? あれ、残念なことに、モデルナンバー表示?
レポートの方は……。(ちなみに、これらは NVIDIA のドライバーを入れても変わりませんでした)
↓ これがRADEON HD 2600 XT。スコアーはたったの118です。
↓ 一方、GeForce GTX 650 Ti は、
1057! 8.9倍です。しかもこれ、NVIDIA のドライバーを入れたら、
ちょっと上がりました。再起動してもう一度やったら1091まで出ました。
9倍以上です。スリープと復帰も正常に作動。
これでグラフィックカードだけなら今時ですね。
——————– 追記 ——————–
OSX 10.8.4 を入れたらちゃんと表示されました!
Thank you, Jordan.
I hope this page has been helpful to you.
That’s a wise answer to a tricky quseiton